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身魂磨き(みたまみがき)とは何か_日月神示

『日月神示』は、太平洋戦争最中の昭和19年6月10日を最初に、岡本天明という方に『国常立尊(くにのとこたちのみこと)』という神霊から降りた神示と言われています。突然の激痛と共に、自動書記という方法で、数字や図など解読が難解な文字で記されたもので、昭和27年まで神示は降り続けられ、本巻38巻、保巻1巻が発表されています。他にも未発表の内容もあると言われています。

パンデミック・戦争・天変地異
たしかに、世の中は日月神示に示された通りに動いている!
日月神示とは何なのか。

神仕組みの真相、霊界と人間界との関係、幸福をつかむための生き方、開運の仕方、健康に天寿をまっとうする方法、正しい政治経済のあり方、世界一極支配を企む悪魔的実体の暴露、彼らに使役される巨大勢力との最終決戦、これから人類が迎える大変動の様相、そして輝かしき次の地球社会「ミロクの世」の姿――。

2023年に岡本天明先生没後60周年を迎えます。
本書は、ベストセラー『日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』を17年ぶりに改訂!
時事的な記述などは現代の表現は見直し、最新の動きも入れながらアップデートしました。
初めて日月神示を知る人にとっても、「これ一冊でまるごとわかる!」を目指し、わかりやすく構成しています。

徳間書店ホームページ 本の内容より

終戦を迎える1年ほど前、日本の戦局が厳しくなっていた時期に降りた神示ですが、東京や日本各都市の大空襲を思わせる内容や、日本の敗戦についての記述があります。また、戦後の日本人が、『ふにゃふにゃのこんにゃくのようになってしまう』といった神示もあり、まるで、GHQによるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)』政策に則った日本人再教育をベースに勧められた、自虐史観による戦後教育や、いわゆる3S(スクリーン・スポーツ・セックス)政策などによって、今日の日本人が、日本の誇りを失っていった姿を示しているようにも考えられます。ちなみに、コロナパンデミックかと思わせるような既述もあるので、この神示は本当ではないか、とも思わせてくれます。

そうした預言的な内容において、大峠といわれる激変の時代を暗示するものに『子(ね)の年真ん中にして前後十年が正念場、世の立替は水と火ざぞ』というものがあります。この子の年はいつなのか、ということが日月神示の解読のテーマの一つにあります。2020年の子年がその年ではないかという話もあり、まさに新型コロナウイルス騒動といった終末を思わせる出来事があったがゆえに、現実味を増しています。

前後10年というのは、仮に2020年が大峠として、2020年を真ん中に2015年~2025年という説と、2020年~2030年という説もありますが、いずれにせよ、この大峠と言われる時期に世の中の立替が起こり、その過程でとんでもない困難が待ち受けている、そして大峠の後は567(ミロク)の世が訪れるという話です。このミロクの世も『半霊半物質』の世となるそうで、今の常識では考えることができない世の中であるような記述もあります。この『半霊半物質』というものが、『トランスヒューマニズム』の話かとも考えたりもしましたが、もしそうならば、とても善い世界とは思えないですが…

私がこの日月神示を知ったのは、まさに大峠ではないかと言われた2020年でした。古くはノストラダムスの大予言など数々の予言というものがあり、ましてや終末論的な予言と言えば眉唾な印象があります。なので、日月神示の記載自体に『本当かな』という疑問があるのは確かですし、自動書記という形による神霊からの啓示ですが、常識的な観点からすると、真実として受け入れがたいものはあると思います。ただ、そうは言っても『日月神示』について理解を深めていくと、単なる預言書というよりも何か大切なことを教え示してくれている気もします。

人の可視光線によって、この世界で見ることができるものは、5%ほどと言われています。例えば、人の目には見えない空気に酸素や二酸化炭素などさまざま物質があり、目に見えないが存在していることに疑いの余地はありません。つまり、人はこの世界のほとんどを見ることができていないのです。ということは、目に見えないから真実ではないと断定することはできないと思います。そうした思考で、素直にこの神示を読んでいくと、終末論のような話ではなく、人としての生き方をも示してくれている気がします。

本書を読み進めていくと、日月神示の話だけでなく、ガイアの法則と言われる800年周期、もしくは1600年周期で世界の文明の中心が動いている話や、江戸末期から興った、黒住、天理、金光そして大本へと続く新興宗教の背景に関する記述もあります。おそらく、大本教の教祖の一人、出口王仁三郎について知っていくと日月神示の理解が増してくるのだと思います。ご興味のある方は、出口王仁三郎についても調べていくと良いかもしれません。

日月神示を本当に理解するには、私はまだまだ勉強不足ですが、今の自分が『日月神示』と出会ったことで心掛けていこうと思うことは、神示にもある『身魂を磨く』ことの理解を深めていき、専念していくことなのかなと思います。一人ひとりが『身魂を磨く』ことで、神示が示している、将来起こるかもしれない大難を小難にしていくことが可能なのかもしれません。

本来、未来という時間は存在しません。今の自分たちの思考が未来をつくっていきます。つまり、未来は不確定であり、自分で選ぶことが可能なのです。ただ、いくつかの大きなベクトルといった方向性というものはあるかもしれません。今のままだとこの方向性に進む可能性が高いよ、と示したものが神示なのではないかと、私は思います。未来が確定していないならば、自分の身魂を磨くことによって、大難を小難にしていくことは可能なのだと思います。

では、身魂を磨くとはどういうことか。それは、『善いと感じたことを直ちに行うこと』です。日月神示には正しいものを食べるようになどといった『善い』ことの実践的な内容も啓示されています。確かに人の身体は食べるものによってできていますから、現代のような添加物だらけの食品や、遺伝子組替やゲノム編集された食品、更にはコオロギなどの昆虫食は『善い』ことではないだろうなとも思います。

ただ神示に書かれている『善い』ことだから、その行動をするとなると、何かの洗脳のような気もして、そうした行いは、おそらく日月神示の本質から外れてしまうのではないかと個人的には思います。実際のところ、『善い』という価値基準はどこにあるかを決めることは困難だと思います。ある立場からすると『善い』ことでも、別の立場だと『悪い』ことになりえます。なので、これが絶対的に『善い』ということはわからないものです。そんな時に基準としていくことが、自分の心の偽りなく『善い』と思うことであれば、それは『善い』ことなのだとも思います。

人はそれぞれが、何かの使命や目的をもって生まれてきています。その使命や目的は、意識下になくても、自分の心に必ず持っています。その使命がときどき、自分にひらめきや気づきを与えているのです。だから、その自分の心が伝える『善い』ことを実行していくことが大切なのではないでしょうか。たとえ困難なことがあっても、常に自分の心が伝える善きことに耳を傾け、実践してくことが自分の魂を磨いていくことに繋がると思います。

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