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幸せな生き方のヒント~精神科医がすすめる『これからの生き方図鑑』樺沢紫苑/著 光文社

誰もが幸せに生きていきたいと思っています。でも幸せだと感じることが少ないならば、その原因は、考え方と行動にあるのかもしれません。そして、考え方を変えていくことで、自分の行動が変わり、自分の人生を素晴らしいものだと感じることができるかもしれません。そもそも、私たちは一人ひとりが、かけがえのない素晴らしい人生を過ごしているのだと思います。そのことに気付くことができれば、本当は、誰でも幸せになれるのではないか、と私は考えています。そんな幸せな人生に繋がるヒントが、樺沢紫苑/著『これからの生き方図鑑』には盛りだくさんに書かれています。本書に書かれている考え方や行動を参考に、今の自分が心がけていることについて考えてみました。

精神科医がすすめる
これからの生き方図鑑
樺沢紫苑/著

この本は「人生を変えたい」あなたの一生のパートナーです!

お金・人間関係・仕事・健康・メンタル……

今日から実践できる新しい生き方47

第1章 これからの「もっと幸せになる」生き方

第2章 これからの「自分をもっと成長させる」習慣

第3章 これからの「自分も人も伸ばす」働き方

第4章 これからの「メンタルを安定させる」習慣

第5章これからの「健康でありつづける」生活

光文社ホームページより

『ずっと』じゃなくても良い

私は継続して行動することが苦手です。何かにチャレンジしたとき、それこそ3日坊主で終わることが多いのです。4日目が続かなかったから、止めてしまうという具合に…。継続しなければと思う気持ちが強いから、途中で途切れると、『できなかった』という考えになり止めてしまうことが多かったです。でも樺沢さんが伝えてくれた、『ずっと毎日しなくても良い』という考えにふれことで、なにか凝り固まった考えから解放されました。

『ずっと』じゃなくても良いという考え方は、私にはとっても新鮮でした。人ってもしかすると、何かの考えに固執してしまって、本来の目的を見失ってしまうことも多いのかも知れません。本書では『朝散歩』を進めていますが、自分の固執した考えを手放すことで、私も『朝散歩』を続けることができるようになりました。もちろん、散歩に行かない朝もあります。天気が悪い日も行かないですし、諸事情で寝る時間が遅くなった時は、無理して散歩にいくこともありません。それでも『自分は、朝散歩をしている』と捉えています。

すると、不思議なことに『朝散歩』を続けることができるのですよね。そうしたら、自分の中での達成感もあるし、できるという自己肯定感も目覚めてきます。もちろん、少し眠たい頭の状態で、太陽の光を浴びながら散歩することに心地よさも感じます。周りの景色を眺めたり、散歩道にあるご近所さんの前を通りながら、栽培しているトマトが大きくなっただとか、飼い犬の仕草を可愛らしく感じたり、と朝の始まりを心地よく過ごせることが増えてきました。そんな時に『セロトニン』が活性化して、心が元気になっているのかもと思います。実際に分泌されているかどうかわかりませんが、そんなことを考えるだけでもちょっぴり嬉しくなるから不思議です。

そして、朝散歩ができるようになった私は、他にもやってみようと思うことに取組めるようになりました。その時は『ずっと』じゃなくても良いという精神で、まずはやってみることを優先し、やってみて心が楽しくなるようであれば続けていくことで、習慣にしていければ良いかという程度で考えています。まずは、やってみることを大切にしてけば良いかなと。

人生に係わる人たちへの感謝の気持ち

幸せな人生を過ごしていく上で、『家族』というもっとも身近な存在との関係性というのは最も大きな要素かもしれません。私には、妻と小学5年生の息子と、小学1年生の娘がいます。日頃、当たり前のように一緒に過ごしているから、ついつい忘れがちになってしまう『感謝の気持ち』を家族の中で言葉にできれば良いな、と思い、まずは自分が『ありがとう』の言葉を声にすることを心がけています。

感謝をすると、脳の中では幸福物質のエンドルフィンやオキシトシンが分泌されるそうです。まだ小さい娘は、心の反応が、表情や行動にすぐ出ます。私が『ありがとう』と伝えて、娘から嬉しそうな笑顔が返ってくるだけでも、自分は幸せな気持ちにもなります。思春期になって相手にされない日がくると寂しいなと思うこともありますが、とにかく“今”は彼女の幸福感をしっかり味わうようにしています。 

息子、娘の幼少期には『大好きよ』とも言葉で伝えていました。スキンシップだけでなく、言葉でも子供たちへの愛情表現をすることで子供との心の繋がりを強めたいなと思うことからでした。息子は『うん』と笑顔で頷いていましたが、娘は『パパ大好きよ』と返してくれます。きっとこんな時にも、幸せホルモン『オキシトシン』が分泌されているのかもしれませんね。そして、思い切って妻にも子供たちと同じように『大好きよ』と伝えてみると、無言で肩をポンポンと叩かれました…。きっと、同じようにオキシトシンは分泌されていることを願います(笑)

家族への愛情表現とまではいかなくても、自分が人生に係わる人たちへの感謝の気持ちを持ち、親切にできる行動もできて何かしらの繋がりがあたたかいものになれれば良いなとも思います。人と人との関係なので、時には腹が立つことや、気持ちがかみ合わないこともあると思います。気が合う合わないもあって当然だとも思います。でも、自分は一人で生きているわけではないので、どこかで他人への感謝と親切な振る舞いは持ち続けていきたいことですね。見返りを求めることなく、自分の気持ちがその意識であることができれば良いのかとも思います。

人生をどう生きたいのか

私は人生を素晴らしいものにしたいと考えています。思春期の頃からそう思い出したのですが、ただ若かりし頃の自分と今の自分では『素晴らしい人生』の捉え方は大きく違っています。以前は成功という『結果』を出すことに価値観を置いていましたが、今は自分の心の『状態』に意識を向けています。

『結果』を求めていく人生は、結構しんどかったです。学生の頃はテストの結果や受験の合否という結果を求め、就職活動においても名の通った会社に入るということもあったと思います。社会人になっても、結果を出すこと=幸福とも考えていました。経営者になってからも年商○億円という具合に…

でも『結果』を求める人生は幸せにつながりにくいなということを、50歳を迎えるようになって初めて気がつきました。それは、結果で幸せを決めることは、誰かの評価が伴うからいつまで経っても満足を得ることができないのです。だから、結果と評価を求めていた自分は、どこかしんどい人生を過ごしていたような気がします。

今は自分が『幸せだな』と感じる瞬間を大切にしています。楽しいと思えることも同じように大切にしたいと思います。そして、自分が幸せであると感じることが多くなると、自分の周りの人たちも幸福になるのかもしれません。お互いが幸福同士だったら、尚のこと素晴らしいかも知れないですね。

樺沢紫苑/著『これからの生き方図鑑』には、幸せな生き方に繋がるヒントがたくさん書かれていました。自分の調子がちょっと悪いなと思った時に、手に取って心をリセットするのにもちょうど良いかも、と思っています。

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