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あなたを作ったのはあなた

人間は自分の人生を描く画家である
あなたを作ったのはあなた
これからの人生を決めるのもあなた

アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉 小倉宏著 ダイヤモンド社

今の自分は、自分自身が決めて歩んできた人生である。私はこの考えに出会ったとき、自分の人生を生きている、という感覚が芽生えた。それまでは、自分のあらゆる環境を誰かによって与えられたものだという感覚があったのが事実。

 おそらく、今の自分の境遇に至るまでには、大小様々な判断や決断があった。本当は、自分には選択しないという判断もできたはず。でも、環境や誰かのせいにしながら、自分の本意じゃないのに、今の自分になっていると考えてしまっていた。

 でも自分の人生は、環境や誰かに決められて歩んできた人生ではない。あれがない、これしかなかった、など外的要因に目を向ければ、言い訳するための材料はたくさんあるかもしれない。でも、そんな中でも選んだのは自分自身なのだ。

 自分の人生を決めるのは自分である。この思考を持つことは、自分の人生を歩んでいく上で大切な考え方である。誰しもが、色々なことを自分で決めたいという気持ちをもっていると思う。そして、自分が決めたということにもっと意識を持てば、その事実に気がつくはずである。

 誰かの責任にしたい気持ちもでてくるだろう。でも、自分の人生を歩むのは、他の誰でもない自分自身だから、色々な状況の中であったとしても、その中で進む道を決めたのは自分自身なのだという意識は持っていた方が良い。

 もし、今の自分に満足していないのならば、今までの判断・選択を振り返ってみて、別の判断をとってみると良い。もちろん、過去の選択を変更することはできないかもしれないが、今からの選択はいかようにでも判断できる。

 過去に判断した自分の選択も認めてあげたいとも思う。その判断は決して間違った判断ではないのだ。その時の自分が自分なりに決めた決断なのだ。その判断をした自分をねぎらってあげるのだ。その判断をしてくれたから、今の自分には気づきがあったのだから。

 自分の人生をつくるのは自分自身。これからの自分の人生をつくるのも自分自身。自分の考え、判断次第でどんな人生を描くことだってできるのだ。自分で決めていける、こんな素晴らしいことはないと気づけたならば、私の人生は豊かなものになっていくだろう。

<参考文献>

アルフレッド・アドラー
人生に革命が起きる100の言葉
小倉 宏:解説/ダイヤモンド社

アルフレッド・アドラーはフロイトやユングとも並び称される心理学の巨人でありながら、日本での知名度は低い。しかしながら『7つの習慣』や『人を動かす』をはじめコーチングやNLPの源流でもあり、いわば「自己啓発の父」とも呼べる存在だ。本書はそんなアドラー心理学を「超訳」し、名言集としてまとめる。

ダイヤモンド社ホームページより
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